ペンタックス645誕生秘話
次号(7-8月号用)の企画のため、ペンタックス645の開発者である庄野鉄司さんと、ペンタックスの宣伝部に在籍し、現在は鉄道写真家として活躍されている佐々木直樹さんに対談していただきました。
庄野さんは、自らペンタックス645の企画を立て、開発を牽引した、まさに“産みの親”。
庄野さん自身、ある分野では有名な写真家で、ペンタックス645を企画したのも、自分が欲しいと思うカメラを作りたかったから、というのが理由でした。
開発は苦労の連続で、実に7年の歳月を要したと言います。
その苦労は、カメラの“形”を決めるところから、すでに始まっていました。
当たり前のように見ている前後に長いペンタックス645独特の形状さえ、悩んで悩んで悩み抜いた末に、ようやく生み出された、独創性の固まりなのです。
お話を聞いて、ペンタックス645というカメラが世に出たこと自体、奇跡であり、風景を撮る人に撮って幸運であったとしみじみ思いました。
そして、不満と言われていた部分も含めて、このカメラがとても愛おしくなりました。
ペンタックス645を使っている人も、使っていない人も、ぜひ読んでいただきたいページです。
by fukei-kaoru
| 2009-06-03 11:19
| 仕事
『風景写真』11-12月号発売中です
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