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イエローブリックロード

検査のため入院している知人を見舞うため、とある大学病院を訪ねました。
無計画に増築を重ねてきたように思えるその病院は、新旧の病棟が渡り廊下で連結されており、さながら巨大迷路のよう。
端から自力で目的の病室に辿り着くことは諦め、総合案内で行き方を尋ねところ、ちょっと気の利いた説明が返ってきました。
「ここを真っ直ぐに進んで突き当たりを右に。さらにどんどん真っ直ぐ進んで、コーヒーの香りがしたら、香りのする方に折れてください」
言われたとおりに進み、いくつかの分岐を通過すると、確かにそこだけコーヒーの香りが漂う通路があります。
その香りをたどって左に折れるとコーヒーショップがあり、そのすぐ先が目指す病棟でした。
なるほど、これはわかりやすい説明かも。
「黄色いレンガの道をたどって行こう」
コーヒーの香りを追って進むつかの間、「オズの魔法使い」のシーンを思い出しました。
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by fukei-kaoru | 2009-02-26 10:46 | プライベート

会議は踊る

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ある企画について、かれこれ5回も会議を行っているのですが、いまだ結論をみません。
企画の骨格はできているのですが、肉付けがうまくいかない。
これだ!と思って、話しを進めていくと、あれ?
「こんなの、前にどっかでやってたよね」となってしまう。
今度こそ、これだ!と思って、具体案を煮詰めるために資料を集めて整理してみると、ん?
「なんか、イメージしていたのと違う感じがする……」
ア゛ーッ、資料整理に費やした時間はなんだったんだー!

しかし、今日、結論を出さなければ、もう時間がありません。
妙案が出ないまま、無駄に時間がだけが流れていきます。
会議は踊る、されど進まず……。

結局、タイムリミットぎりぎりになって、劇的な進展があり、納得できる案がまとまりました。
企画会議って、だいたいこういうもので、ああでもない、こうでもないと、散々うなって、もうダメかと思ったところで、ひらめきが降りてきます。
逆に、時間に余裕を残して、パタパタっと決まると、後になって「これじゃダメなのでは?」となり、いざ進めようという段になって練り直しになる。
どっちにしろ、楽には本を作らせてもらえないわけです。
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by fukei-kaoru | 2009-02-25 17:14 | 仕事

日本は元気だ!

名古屋の出張から東京に戻ったその足で、ある会合に出席。
翌日も横浜で行われた日本風景写真協会・神奈川支部の創立5周年記念パーティーに出席と、週末は会合続き。
スケジュールを見ると2〜3月は、ほぼ毎週末に会合で出張の予定が入っています。

この仕事をしていると、「○○記念パーティー」とか「○○総会」といった会合によくご招待をいただきます。
このような会合は休日に行われることも多いのですが、元気に写真を楽しんでいる皆さんと交流を持つと、「日本もまだまだ大丈夫!」と、少し安心できますね。

美しい風景写真100人展・名古屋展は、富士フイルムフォトサロン名古屋で26日(木)まで開催中です。
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by fukei-kaoru | 2009-02-23 16:28 | 仕事

リベンジ

昨年のバレンタインデーに、チョコを9個もらった同じクラスのイケメンに対して、1個(しかも、9個のイケメンと二股)と、惨敗を喫した我が息子トンちゃん(幼稚園年長さん6歳)に、今年も決戦のXデーがやってきました。

今年は、前の年まで幼稚園の先生が自前で用意して、クラス全員に配っていたチョコレートが、園の方針で配布禁止となったことが直前になって判明。
これが何を意味するかと言うと、クラスの男子全員が最後の頼みと見込む“基礎票1”がなくなるということ。
つまり、男としては屈辱的な“完封負け”があり得るということなのです。
今の男子は、ある意味かわいそうです。
幼稚園児にして既におのれの“モテ”を数字で思い知らされるのですから。
しかも、モテが一部に集中する現実を見せつけられながら、自分はゼロ回答を受け取る可能性まであるのです。
何も幼稚園から、そんな厳しい現実にさらさんでも……。

そして、いよいよその日。
トンちゃんのライバルは、昨年9個をゲットしてクラスのモテを独占したディフェンディング・チャンピオン、その名もイブくん。
(名前からして、既にモテ)
お友達のお母さんまでファンにしてしまうという、まさに天性のモテを持つ男です。
当然、今年も惨敗かと思いきや、結果はイブくん5個に対してトンちゃん4個と、なんと意外にも善戦。
しかも、学芸会でヒロインを演じたクラス1のモテ女子の1個をゲットするという金星を挙げ、内容的にもまずまず。
「よくやった!」とほめてあげたいところだけど、でもね、トンちゃん。
母親と姉からの1個に、おばあちゃんにせがんでもらった1個まで数に加えて勝利宣言を言いふらすというのは、お父さん、ちょっとどうかと思うよ……。

こんなふうにして、おそらく彼はあと15〜20年くらいは、2月14日をやきもきして過ごすんでしょうね。
生き残れ、わが息子よ!

なにはともあれ、明日から名古屋に主張。
明後日、20日(金)には、名古屋の富士フイルムフォトサロンで、「美しい風景写真100人展」が開幕します。
初日は昼過ぎまで会場におりますので、皆さんのご来場をお待ちしております。

*主にアダルトサイトや、このブログと無関係の物品販売を目的としたサイトからの迷惑な書き込みが、あまりにも多いので、コメント、トラックバックの受け付けを当面“許可制”に設定を変更しました。あしからずご了承ください。
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by fukei-kaoru | 2009-02-18 20:52 | プライベート

「営業的にマズくな〜い?」

デジタルカメラがフィルムに圧倒的に優位性を持つメリットとして、コスト面や効率性を挙げる人は多いと思いますが、最近、プロやハイアマチュアの間からは、「デジタルって、結構お金がかかる」「現像、データ処理に忙殺されている」という声も漏れ聞こえてきます。
はっきり言って、「安い、早い」は、少なくともプロの間では、デジタルの明確な長所として、認識されなくなりつつあります。

じゃあ、それって短所なの?というと、そうではないと思う。
もちろん、コストは安いにこしたことはありませんが、好きなこと、求める表現のために、お金を使うことは、写真道の楽しみのうちという面もありますよね。
現像やデータ処理の手間にしても、本来、表現を追求するのに「早い、便利、大量処理」という価値観は相容れないものです。
良いものを作っていこうとすれば、最終的には一つ一つの作品とじっくり時間をかけて向き合わなくてはいけないことは、どんなにソフトがよくなっても変わらないはずです。

結局、撮影したカメラがフィルムか、デジタルかなんて、作品の質、内容に直接かかわる問題ではないのだと思います。
と言うと誤解されるかもしれませんが、要するに、どちらを選ぼうとも、道具を理解し、使いこなすことは前提であり、最低条件であるわけです。
デジタルでしかできない表現もあるし、フィルムならではの味わいやメリットもあります。
だから、それぞれの長所、短所を並べて、どちらが優れているかを論じるなんて、ま〜〜〜〜〜ったく、意味のないことだと思うのです。

『風景写真』の口絵には、フィルムの作品も載れば、デジタルの作品も載ります。
率直な気持ちを言わせていただくなら、作品がよければ、どっちであろうが、まったく気にしていません。
それはともかく、読者の皆様の中には「○○○○(フィルム or デジタル)ばっかり載せてて、営業的にまずくな〜い?」的なニュアンスのご意見をくださる方もいるのですが、さすがにこればかりは大きなお世話です。
載っている作品が良い悪いは、もちろん、自由に論じていただいて構いませんが、デジタルあるいはフィルム“だからダメ”なんてナンセンスですし、ましてや弊社の営業がどうのなんて……ご心配いただいて恐縮です。いやはや……。
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by fukei-kaoru | 2009-02-10 12:01 | 仕事

豊潤な写真俳句の世界

「あけましておめでとうございます」以来の書き込みになってしまった。反省……。

相変わらず忙しいのですが、比較的順調に編集が進んでいて、いつものこの時期に比べるとちょっとヨユーです。
え? 少しは心を改めたのか、ですって?
いえいえ、お正月を挟んでいるにもかかわらず、締切よりも早めに原稿を入れてくださった有能な作家さんと、マッハかつ丁寧に仕事に仕事を進めてくれる一流のデザイナーと印刷会社のおかげでございます <(_ _)>

さて、今、編集部では『風景写真』3-4月号の編集作業が大詰めに差し掛かっています。
春と言えば桜!というわけで、今年も3-4月号は桜が満開!
私は毎日桜の写真を見て、毎日がピンク色……じゃなくて桜色です。

思えば『風景写真』で春に桜の写真を特集的に載せるようになった頃は、今ほど写真雑誌で桜の写真を見ることはなかったように思います。
しかし、今では多くの雑誌が3月号や4月号で桜を特集していて、少々マンネリ気味の感もあります。
そこで『風景写真』では、風景写真の専門誌として、他にはない新鮮なイメージの桜特集を組みたいと頑張っているわけです。
今回は野呂希一さんの桜写真(オール2008年春撮り下ろし!)と板見浩史さんの俳句のコラボレーションという企画を進めているのですが、これがとてもイイっ!

写真と俳句が合わさることによって、ときには壮大なスケールの風景があらわれたり、雨に濡れる土の匂いを感じたり、時には甘酸っぱい思い出が浮かんでくる。
視覚だけでなく、五感が刺激され、まさに“心が動く”という意味での感動があります。

でも、写真が俳句の説明をしたり、俳句が写真を説明をしているわけではないんです。
互いに独立した世界を持つ表現が寄り添って、響き合うという感じと言えばいいのでしょうか。
そこに生まれる世界はとても豊潤で広がりがあるのですが、作家同士の互いに寄りかからないよう、絶妙な間合いを保とうとする緊張感が漂っています。

あんまり書くと、読んだときの楽しみが減るので、後は発売までのお楽しみ、ということで。
『風景写真』3-4月号は、2月20日(金)発売です!
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by fukei-kaoru | 2009-02-01 14:35 | 仕事


『風景写真』11-12月号発売中です


by fukei-kaoru

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