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凄いアイデア!

なんだかとてつもなく凄いアイデアが降りて来たような気がする!
コンセプト!ターゲット!インスピレーション!
すごい!完璧だ〜っ!!!

でも、たった一つだけ問題が……。
それは、今、目の前にある膨大な仕事を片付けるには、な〜んの役にも立たない、ということ。
う〜ん、でも結構イケてるよな、このアイデア。
って言うか、ちょっとスゴクない?
まてまて、今はそんなことを考えている場合じゃない!
あ〜、でも気になって頭から離れない〜。

と、現実逃避をしながら今日も一日が過ぎていく……。
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by fukei-kaoru | 2008-11-30 17:43 | 仕事

Eさん、ありがとう

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今日は久しぶりに編集部の窓から見える夕景がきれいでした。
って言うか、普段はパソコンのモニターが見づらいので、ブラインドを閉めたきりなのと、忙しいのとで夕方の空なんて見ていません。
『風景写真』の編集に携わる者として、せめて空を眺めるくらいの気持ちのゆとりは持ちたいものです。

昨日、編集部から仲間が一人、卒業していきました。
Eさん、今までありがとう。
私たちは、みんなあなたのことが大好きです。
そして、あなたはこれからも私たちの大切な仲間だということを忘れないでいてください。

Canon EOS Kiss Digital X
TAMRON AF28-300mmF3.5-6.5XR Di LD Aspherical [IF] MACRO

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by fukei-kaoru | 2008-11-29 17:23 | 仕事

「閉じた世界」まとめ(的なもの)

前回の「閉じた世界」に、あれだけの反響があったこと、本当によかったと思います。いろいろなご意見があることがよくわかりましたし、私はそういうことが言いたかったのだと思います。
自分は気に入らない、好みではないという写真でも、いろいろな感じ方をする人がいて、それに感動している人もいます。少なくとも編集部としては、誰か受け取ってくれる人がいると信じて発信しているのです。
「好みではない」「わからない」というのは読者のご意見としてよくわかります。その声は編集部として耳をふさぐことはできないものです。
しかし、風景写真全般の発展を考えたとき、「それは風景写真ではない」と言って蚊帳の外に追い出そうとするのって、どうなんだろう?と思うのです。
そんな疑問があの記事を書いた動機でした。

自然系の写真で、風景写真と呼んでも差し支えない傾向の作風であっても、一部のアマチュア風景写真家の方からはほとんど評価されない、あるいは強烈な反発を受けるタイプの作品があります。
先人の築いた風景写真の価値観をよく理解し、なおかつ、深い見識と、作品を見る眼力を持つ写真作家が、審査員として「あの人は写真を観る力がない」と批判を受けることがあります。
思い掛けず「お寺の写真」がクローズアップされてしまいましたが、話しは「お寺の写真はダメ」とか「自然中心であればいい」というような単純なものではないのです。
もちろん、皆さんがすべてそうだと決めつけるつもりなどありませんが、多くの読者の声が集まる編集部にいると、一部のアマチュアの間で、かなり風景写真観が狭く、頑なになっていると感じるのは確かです。

話しは少し変わりますが、アマチュア写真家の皆さんとお話しをしていると、「自分たちのクラブに、もっと若い人にも参加してもらい、風景写真の素晴らしさを伝えたいのだけど……」という悩みをよくお聞きします。
私も風景写真の“高齢化”は深刻な問題だと思っています。(もちろん、先輩方を切り捨てて、若い層の読者を獲得したいという意味ではありません)
しかし、「あれはダメ」「そんなのは風景写真ではない」という空気では、なかなか若い人には魅力的な世界には感じにくいのでしょうか。
今、多くのアマチュア写真家が撮っているような自然風景の素晴らしさを理解し、写真に表現することができるのは、皆さんがそれなりの人生経験を経て、物事の見方、感じ方を深めることによって獲得した素晴らしい感覚があるからだと思います。
中には若くして、その感覚を理解できる人もいますが、やはり、新しい世代の人に風景写真の素晴らしさを受け継ぐには、「こっちに来い」だけではダメで、彼らのところに近寄って、まずは彼らの好きなもの、撮りたいものを認めてあげる気持ちも必要ではないでしょうか?

短歌の世界に俵万智さんが現れたとき、一部には彼女の作品を邪道と見なす人もいたようです。
しかし、俵さんの作品は短歌を詠まない人にも幅広く読まれ、その裾野を大きく広げたことは事実だと思います。
それは「詠む人」から「読む人」へのブレークスルーだったのではないでしょうか。
現状の風景写真は、「撮る人」から「撮る人」への状況に近いものがあります。
風景写真の世界に俵万智さんが現れたとき、はたして、私たちは受け入れることができるでしょうか。
日本のアマチュア風景写真家のレベルは総じて高く、私はアマチュアの中から「撮る人」から「観る人」へのブレークスルーを起こす人が現れる可能性は十分にあると思っています。
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by fukei-kaoru | 2008-11-27 14:19 | 風景写真

閉じた世界

以前から気になっていることなのですが、風景写真は、ある意味で「閉じた世界」に向かおうとしているのではないかという気がしてなりません。

11-12月号の口絵ページの構成について、ある読者から「お寺の写真ばかり載せるとはどういうつもりか。もう二度と読まない」というご意見をいただきました。
9-10月号のfinderで取り上げた、「記録か、芸術か」についてのご意見などからも感じられますが、“自分たちが撮りたい傾向の風景写真しか認めたくない”という空気が、一部にではあっても、確かにアマチュア風景写真の世界に漂っていると感じます。
相も変わらぬフィルム派とデジタル派の反目も、見方によっては“自分が撮りたいものしか認めたくない”という感情のあらわれと言えるかもしれません。

『風景写真』も、プロ風景写真作家も、アマチュア写真家の皆さんに支えられている以上、皆さんが望まない傾向の作品を出し続けることは難しいと言えます。
「自然風景でなければ」「お寺の風景なんて」「人物は入れないで」「フィルムなんてもう古い」「デジタルなんて写真じゃない」
“自分たちが撮りたい傾向の風景写真にしか興味がない”というアマチュア風景写真界の空気が、じわじわと風景写真の幅を狭め、結果的にこの分野をマニアックな世界へと押し込めようとする力になっていることは否めないのです。

しかし、写真を撮らない一般の鑑賞者にすれば、被写体がお寺でも、自然風景でも、あるいは昆虫や動物などの命のある風景でも、それが美しく、心に触れるものであればなんだっていいのです。
ましてや、写した機材がフィルムか、デジタルかなんて、まったくどうでもいいことです。

例えば、絵画を鑑賞するために美術館に足を運ぶ人が、みんな画家かというと、おそらくそんなことはないと思います。
では、写真展はどうかと言うと、企画、内容にもよりますが、一般的に来場者に占める写真家の割合は、美術展に比べるとかなり高いと思われます。
ごく単純化して言えば、それは撮る側も、観る側も写真家という、写真家の中だけで完結している「閉じた世界」です。

出版界にあっても風景写真のハウツー本や撮影地ガイドなどは比較的よく売れているようですが、それに比べて写真集で成功しているものは限られるという話しを耳にします。
このことは、風景写真を撮りたい、風景写真がうまくなりたい人は大勢いるのに対して、純粋に作品を観たいという人が少ないことを示してはいないでしょうか。
もちろん、現実はそんなに単純ではないかもしれませんが、撮る側も、観る側も写真家という構図は、すでに皆さんも実感する場面があるものと思います。

私は皆さんに何でもかんでも撮ればいいと勧めているのではありません。
ただ、もう少し、柔軟に写真を観て、評価する意識を持たないと、それは気付かないうちに自ら作品の行き場をなくすことにつながっていると知っていただきたいのです。
風景写真の世界の中だけで、あれはダメ、これもダメなんて言っている場合ではありません。
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by fukei-kaoru | 2008-11-20 13:16 | 風景写真

東京フォトグラファーズ・アンダーグラウンド2

風景写真Awardなどでプリントを制作していただいている
フォトグラファーズ・ラボラトリー代表の平林さんの写真展が開催されるというので、プレオープン日の昨日、出かけてきました。
場所は新宿歌舞伎町の、その名も“ゴールデン街”にある「こどじ」という飲み屋さん。
以前、「東京フォトグラファーズ・アンダーグラウンド」に書いたのは実はここのことでした。
そこにも書いたのですが、ここは写真関係者が集まることで知る人ぞ知るお店。
この夜も、某カメラ雑誌の編集長が来ていました。

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平林さんの作品は、普段『風景写真』で皆さんが親しんでいるのとは、少し異なる傾向のものかもしれません。
でも、優しくて、切なくて、見た目だけではなくて、そこから伝わる感情が美しい、私にはそんな写真に感じられました。

会期中、平林さんは毎夜会場に詰めていますので、展示作品を肴にディープな写真の話しに興じる夜を過ごしてみてはいかがでしょう。


平林達也写真展「白い花 IV」
2008年11月18日(火)〜29日(土)
19:00〜24:00
新宿ゴールデン街・酒場「こどじ」(地図にリンク)
新宿歌舞伎町1-1-9
TEL03-3205-1373
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by fukei-kaoru | 2008-11-18 19:50 | 人・写真家

写真展の開き方

先日、あるプロ写真家の方から「『写真展の開き方』、良いこと書いてますね」と、お褒めの言葉をいただきました。
今年1年、モノクロページで控えめに連載していた企画でしたが、こういうページをしっかり読んでいただいて、褒められるというのはうれしいですね。

あのページを読んで、実際に写真展の開催を決意されたという方からも、お手紙をいただいています。
私たちのささやかな呼びかけに、実際の行動で応えてくださる人がいるということに
本当に勇気づけられました。

皆さんのお褒めの言葉が私の原動力。
もっと、褒めて〜!(スミマセン……)
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by fukei-kaoru | 2008-11-14 23:46 | 人・写真家

なめんなよ!

ご無沙汰しております<(_ _)>
最近、ちょっとこのブログを更新し続ける気力が萎えています。
と言っても、深刻な理由があるわけではなく、単純に忙しいのと、
ネタがないというだけです。
しかし、ブログを更新せずにいることが皆様に申し訳なく感じて、ストレスになってきているのも事実。
やめるつもりはないのですが、しばらくは自分のペースで無理なく続けていきたいと思っておりますので、どうか気長にお付き合いください。

話は変わりますが、最近、風景写真作家の前田 晃さんから、
こんなお話しをうかがいました。
「父、前田真三は、ハッセルブラッドを使いこなすには、少なくとも1,000本は撮り込む必要があるとよく言っていました」
これは、ハッセルというカメラが難しいという意味も多少は含まれていると思いますが、
“風景写真に必要な技能を身に付けるには”それくらい経験を積まなくてはならない、ということを語っているのだと思います。

1,000本と言えば120フィルムで12枚撮れるとして12,000カット!
1日2本、休まず撮り続けたとしても1年5ヶ月近くかかる計算になります。
もちろん、一応、作品としてフレーミングを決めてシャッターを切ったもの、という意味ですから、段階露光とか、意図があやふやなまま撮ったバリエーションカットは、カウントに含めないと考えた方がいいでしょう。
かの前田真三でさえ、これほどまでに時間をかけて、風景写真の技能を鍛える努力をしていたとは、少々驚きでした。

風景写真は間口がとても広くて、誰にでも楽しむことができますし、その気になればどこまでも奥深く追求していくこともできます。
スポーツと違って、比較的高齢から初めても、才能が花開くことがありますし、女性も男性もまったく対等に活躍できます。
そういう意味では、やる気がある人には誰にでも門が開いている分野と言えるでしょう。

かと言って、それは誰にでも容易く表現の高みに辿り着けるという意味ではありません。
まして、プロを目指すとなると、他の分野と同じく、努力と才能と運を総動員しても、なお険しい道が待ち受けているのです。

なんだか最近、プロ風景写真作家になることをすごく甘く考えている人の話を聞くことが度々あって、正直言いたい。
「なめんなよ!」

一つの道を追求していくことの厳しさを甘く見ているということは、結局、その道に対する愛情や敬意が足りないということです。
それは、楽観的であるとか、プラス思考というのとは、ちょっと意味が違うと思うのですが。
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by fukei-kaoru | 2008-11-13 21:56 | 風景写真


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