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できました!『[上撰]前田真三集・完全版』

前田真三
風景写真の原点にして極み


どこまでも優しく、純粋。
気負うことなく、風景との出合の瞬間を、
ありのままに受け止める。

その映像は、
決して自然の姿を誇張せず、
それでいて、深く心に染みわたり、
いつまでも感動が色褪せない。
没後10年にして、なお輝き続ける、
これが本物の風景写真。
これが本物の風景写真作家。


*****

これは間もなく発売になる『[上撰]前田真三集・完全版』の帯に入るコピーです。
なかなか素敵でしょ?

今日、ようやく『[上撰]前田真三集・完全版』が手を離れました。
大仕事を終えてホッとしたかと言うと、そうでもなく、
どんな本でも結局、皆さんの手に届くまでは不安でたまりません。
でも、ぜひ皆さんに読んでいただきたい本ができたと思います。

前田真三のファンの方はもちろん、前田真三を知らない人にこそ、ぜひ読んでいただきたい。
「中判や、大判のフィルムカメラの作品なんて、デジタルを使っている自分には関係ない」
と思っている人が、もしいたとすれば大間違い。
風景を撮る基本は、デジタルもフィルムも違いはありません。
本書からは、デジタルカメラユーザーの皆さんにも、“何を、どう撮るべきか”
という、最も基本的なスタンスが見えてくると思います。
ちなみに、巻末にデジタルカメラにも対応した焦点距離換算表がついています。

ご予約は、全国の書店、または風景写真出版まで!
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by fukei-kaoru | 2008-06-27 23:18 | 風景写真

写真作家の言葉

「大切なことは外見上の形や小手先の技巧ではなく、先ず心で風景を見ることができるかどうかという点だと思います。心で風景を見ることができれば、草むらに咲く名もない花にも、足もとの石ころひとつにもそれぞれ情趣があるのに気付くはずですし、気付くことによってそれらのものを感動をもって見ることができるでしょう。感動をもって見た光景は、必ず人を感動させる作品につながるはずです」(第1部「上撰・前田真三傑作集」より)

「『端正に(撮る)』ということは、ただ単にきれいにという意味では無論ありません。自然の中に咲く花は、それぞれに美しいものです。その美しさを素直に、そして慈しみの心を持って表現することです」(第2部「風景多彩」より)

「考えることは有限だが、感じることは無限だ」(第3部「風景への想い」より)

これらは、いずれも7月11日に発売される『[上撰]前田真三集・完全版』の中から拾った前田真三さんの言葉のごく一部です。
私は、これらの言葉の中に、写真だけではなく、生き方にも通じるところがあるような気がします。
と言うより、もともと写真というものは、その人のものの考え方や感じ方、つまり生き方をベースにしているものだと思うのです。

以前にある読者から、「写真家の人生論なんて読みたくない」という抗議のご意見をいただいたことがあります。
読者の意見に耳を貸さないとは不遜であると思いつつ、それならば読んでいただけなくても仕方がないな……と思います。
なぜなら、私たちは、「外見上の形や小手先の技巧」ではない、風景写真の奥深い愉しみを伝えていきたいと思っているのですから。

明日、発売になる『風景写真』1-2月号の大特集「『風景写真』の20年を彩った100人」の中にも、100人の生き方=写真を語った言葉がちりばめられています。
私は彼らの素晴らしい作品とともに、その言葉に触れることによって、自分の人生が豊かになる幸せを感じます。
さらに贅沢な望みを言えば、その幸せをより多くの人と分かち合えることを願っています。
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by fukei-kaoru | 2008-06-19 22:46 | 人・写真家

その名は[上撰]

一昨日、『風景写真』7-8月号が製本されて届けられました。
やはり、48ページは伊達ではなく、重さ、厚みともに、迫力十分。
もちろん、中身も濃厚です。
いつもより、少し値段が高いのですが、それ以上に、手間もコストもかかっています。
おまけに、社運もかかったメガ『風景写真』。
なので、お願いですから、
買ってください! <(_ _)>

さて、最新号が納本されても、相変わらず深夜まで働く日々が続いています。
その理由と言うのは、既にお察しの方もおられると思いますが、
『風景写真』以外の本を作っているからです。
その名は、
[上撰]前田真三集・完全版

今年は、前田真三没後10年にあたり、それを記念して、発行されることが決まりました。
完全版と聞いて、1996年に発行された「前田真三集・完全版」を思い出される方もいるかもしれませんが、重複する作品はあるものの、基本的には新編集の別物。
(「風景多彩」を再構成して収録。重複する作品の[完全データ]は、基本的には、旧「完全版」を踏襲しています)
前田真三の名作180点あまりを[上撰]して構成し、その作品、人、技法、歴史が詰め込まれた〈一冊全集〉です。

今や、写真はデジタル一辺倒の感があり、もしかすると風景を撮る人でも前田真三の名前を知らない人も多いかもしれません。
そんな人にも、ぜひ読んでいただきたい。
なぜなら、前田真三こそ、現代風景写真の原点であり、一つの到達点でもあるからです。

発売日は7月11日(金)。価格は2980円(税込)です。
ぜひ、お買い求めください。
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by fukei-kaoru | 2008-06-18 19:20 | 仕事

それは掟やぶりでしょ!

この土日も自宅で仕事をしていますが、土曜日の夜は「インディー・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」をレイトショーで観てきました。
このシリーズは、第1作の「レイダース/失われた聖櫃」から大好きで、まさかの第4作公開をかねてから楽しみにしていたのです。

で、感想は、というと……。
全体的にはよく出来ているし、ハリソン・フォードもよく動けていたと思います。
観て損をするような映画ではないと思うのですが……。
個人的な感想を言えば、シリーズ最低作でした。

シリーズのファンとして、期待が大きすぎたのかもしれません。
多分、ある部分さえ許すことができれば、そんなにひどいわけじゃないし、むしろ、結構面白いという人も多いと思います。
そのある部分とは、物語の核心となる謎=クリスタル・スカルの設定のこと。
そこが私には致命的な失敗に思えて、物語どころか、シリーズのムードそのものがぶち壊されているように感じてしまったのです。
第3作の「聖杯」を上回る考古学的な謎を作るには“そこ”に行くしか手がなかったのかな……。
誰か、スピルバーグやルーカスに「それは掟やぶりです!」と言える人はいなかったのだろうか……。
ガッカリ、でした。

最後にこのツッコミだけは入れさせてください。
「未知との遭遇」かいっ!
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by fukei-kaoru | 2008-06-15 15:43 | プライベート

永久保存版・メガ『風景写真』!

こんな時期に何ですが、ようやく今日、『風景写真』7-8月号がすべて校了(要するに編集部での作業は終わったという意味です)になりました。
今日は11日で、これから印刷、製本と進んで20日には店頭に並ぶのですから、いかに綱渡りの進行だったか、察していただけるのではないでしょうか。
それもそのはず。通常より48ページも仕事量が増えているのですから、大変でないわけがありません。
しかし、このブログが沈黙していたのは、それだけが理由ではありません。それが何か、というのは、もうちょっと待ってくだいね。

さて、大幅にボリュームアップしたメガ『風景写真』7-8月号の巻頭特集は「風景写真の20年を彩った100人」です。
20年目に突入した『風景写真』の誌面を飾った写真作家100人をピックアップして、作品を掲載しています。
前田真三、秋山庄太郎、白籏史朗、林 忠彦、薗部 澄、入江泰吉、緑川洋一、植田正治、竹内敏信……などなど、写真史に名を残す巨匠から、新進気鋭まで、きら星のごとくの写真作家がずらりと並んでいるページはまさに壮観。それは風景写真の歴史そのものと言っていいでしょう。
こんなメンツの写真が誌上で一度にご覧いただけることは、おそらく二度とないと思います。

特集は「風景写真とは何か!?」
この質問に、皆さんは答えることができますか?
『風景写真』7-8月号の特集では、この大命題に挑んでいます。
果たして、その答えは……。

『風景写真』と風景写真の歴史を一冊にギュッと詰め込んだ『風景写真』7-8月号は、6月20日(金)発売。
お値段はちょっと高めの2,180円(税込)ですが、それだけの価値は十分に感じていただると思います。
永久保存版の『風景写真』7-8月号を、忘れずにお買い求めください。
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by fukei-kaoru | 2008-06-11 16:47 | 仕事


『風景写真』11-12月号発売中です


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