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初めてのリバーサルフィルム

「何ですか、これは\(◎o◎)/!」
先日、編集部に来た、ある業者の営業さんが、たまたまテーブルの上に置いてあったリバーサルフィルム見て発した驚きの一声です。

彼は、リバーサルフィルムを初めて見たどころか、その存在を知ったのも初めて。
誰かが何かを“初体験”する場に居合わせるというのは結構貴重な体験です。
彼の、あまりにも素直で大げさなリアクションに何だか嬉しくなってしまい、中判や大判のフィルムまで見せて喜ばせてしまいました。

でも、考えてみたら私もリバーサルフィルムの存在を知ったのは社会人になってから。それも、偶然の出来事によるもので、そのときは彼と同じように驚いていたかも知れません。
おそらく、世間には一生リバーサルフィルムを見ることなく過ごす人も多いはず。ましてや、これだけデジタルカメラが普及してくるとなおさらでしょう。

むしろ、身の回りの誰もが、「リバーサル」とか「ポジ」と言って、話が通じるという方が異常なのかもしれません。
あらためて、自分が「マニアックな世界に生きているんだなぁ〜」ということを、しみじみと感じる出来事でした。
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by fukei-kaoru | 2007-10-30 22:43 | 仕事

聞いてないよ~

金曜日の夜からプライベートな用事で大阪に来ています。
プライベートですから仕事抜き。
なので、昨日、土曜日に高田誠三さんの事務所を訪ねたのものも、「遊びに行きます」ということだったのです。
ところが事務所に入ると、そこでは写真教室の準備が……。
「聞いてないよ~」
てなわけで、高田さんが指導する「写真倶楽部 燦」の皆さんの前でひとしきり軽妙なトーク(?)でご挨拶、そして『風景写真』の宣伝……って、これって仕事ちゃうのん!

高田さんには新人の頃から可愛がっていただいて、写真に関して素人同然だった私に、あたたかくいろいろと教えてくださいました。
風景写真に対する高田さんの考え方、卓越した理論は、その頃から10年が過ぎた今でも、時々私に気付きを与えてくれます。

e0041948_2041295.jpgその高田さんが、数年前に病気をされて、作家活動の休止を余儀なくされたはことは、私にとって非常に寂しく、それ以上に風景写真全般とって残念なことでした。
それが今では、月3回の教室に加えて、撮影も再開されているとのこと。
こうして皆さんに指導をなさっている様子を拝見できて、本当に嬉しかったです。

実は、私は高田さんの事務所のすぐ近所に5~7才の頃に住んでいました。当時から今の場所に事務所はあったそうなので、幼稚園の頃の私は高田さんと行き違っていたかもしれません。
それから30年近くが過ぎて、東京に流れついた私が、『風景写真』編集部で高田さんに出会ったことを思う度に、人生の不思議を思わずにはいられないのです。
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by fukei-kaoru | 2007-10-28 01:48 | 仕事

急募!

短期アルバイト急募!

2007年11月8日(木)〜11月14日(水)、新宿のアイデムフォトギャラリー「シリウス」で行われる「風景写真 Award 2007」写真展で、会場の受付をしてくださる方を募集しています。

できれば11日(日)を除く、毎日入っていただける方が希望ですが、日程、勤務時間等は相談してください。

お問い合わせは、下記にお電話ください。
なお、写真の専門的な知識は必要ありませんので、明るく、爽やかな方をお待ちしております。

風景写真出版 TEL03-3815-3605(平日9時〜17時)


「風景写真 Award 2007」
第15回前田真三賞クオリファイおよび
2007年度フォトコンテスト最優秀作品賞受賞作品展

2007年11月08日(木)〜11月14日(水)
アイデムフォトギャラリー「シリウス」
*丸ノ内線・新宿御苑前駅すぐ
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by fukei-kaoru | 2007-10-24 17:31 | お知らせ

プリントチェック

10月20日(土)16時から、新宿のアイデムフォトギャラリー「シリウス」で、「風景写真 Award 2007」のプリントチェック。シリウスのディレクター・山下洋一郎さんと、プリントをお願いしているフォトグラファーズ・ラボラトリーの平林達也さんのお二人が立ち会いのもと、80点近いプリントをチェックしました。
「風景写真 Award 2007」のプリントチェックを行うのは今年で5回目になりますが、ようやく少し慣れてきたかな、という感じがします。

作品を仕上げる過程に立ち会うのは、プリントに対する知識だけではなく、色を見る感覚、ラボや会場担当者との連携など、いろいろな意味で勉強になります。
最近、このブログで書いているように、やっぱり、作品をプリントすることによって、わかることは多いし、特に写真展で“人に見せるためのプリント”を作ることは、必ず撮影する意識にも影響を与えるはずです。
例えば、“シャープ”についても、写真展を経験している人とそうでない人では、前者の方がシャープに対して、より厳しい認識を持っていることが多いと感じます。
それは、大きくプリントしたことにより、今まで気づかなかった、わずかなブレやピントの悪さが顕著になるからです。
さこに、作品を展示して他者の評価に晒す怖さと、そして面白さがあります。
そんなことを思いながら、平林さんの連載「プリントしなくちゃ意味がない!!」を読み返していただくと、そのタイトルに込められた想いを感じていただけるのではないでしょうか。

プリントチェック終了後。
土曜日の夕方に一仕事終えた男二人がそのまま帰るなんて、あまりにも不健全です。
というわけで(何が?)、四谷にある平林さん行きつけの焼鳥屋さん「鳥久」で“打ち合わせ”となりました。

平林さんおすすめのレバーは、プリッとした歯ごたえが心地よく、噛み切るとジューシーな肉が舌の上でトロッとほどけていきます。
なるほど、このレバーのために平林さんがこのお店に通うのも納得です。
締めでいただいた、鳥の旨味がすべて詰まった濃厚なスープの鳥雑炊も絶品でございました。
ただ、ここでの会話はインパクトあり過ぎで、とてもブログのネタにはできません……。

「風景写真 Award 2007」
第15回前田真三賞クオリファイおよび
2007年度フォトコンテスト最優秀作品賞受賞作品展

2007年11月08日(木)〜11月14日(水)
アイデムフォトギャラリー「シリウス」
*丸ノ内線・新宿御苑前駅すぐ
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by fukei-kaoru | 2007-10-22 00:45 | グルメ

印刷オタク道

11月2日(金)-4(日)の三日間、山形県小国町で開催される
鈴木一雄×風景写真“塾”in 小国町2007[秋]は、好評につき、募集早々に定員となっておりましたが、やむを得ない事情により参加できない方がおられ、1名様のみ追加募集をいたします。

講師:鈴木一雄
場所:山形県小国町(現地集合)
日程:2007年11月2日(金)─4日(日)
宿泊先:飯豊梅花皮荘(いいでかいらぎそう)
   山形県西置賜郡小国町大字小玉川564-1
   TEL:0238-64-2111
費用:55,000円(宿泊、食事、現地移動バス代、損害保険を含みます)
お申し込み・お問い合わせ
  (株)風景写真出版・小国写真塾係
   TEL:03-3815-3605(月曜─金曜・9時─17時)

なお、編集部は20日(土)、21日(日)と、お休みをいただいておりますが、留守番電話にお申し込みの旨と、お名前、電話番号を残していただければ、こちらから連絡を致します。

****

さて、今日は『風景写真』の印刷をお願いしているこだま印刷さんを、アートディレクターの工藤強勝さん、編集部スタッフのFさんと共に訪れました。
用件は“戦略会議”。
2008年の『風景写真』に取り掛かるにあたり、印刷をもっと美しく、さらに高い理想に近づけるために何かできることはないか話し合おう、という物々しい会議です。

こだま印刷さんの参加者は、当たり前ですが印刷のプロが揃っています。中には、印刷に関する専門的な著作があり、印刷のプロに対して印刷を教えている印刷マスター(Master=達人、師匠)のような方さえおられます。
それに対して『風景写真』側の参加者は、印刷を発注する側のプロと言えるでしょう。中でも工藤さんの知識と経験は半端ではありません。

会議の内容はと言うと、カメハメ波のような必殺技で、劇的に何かを変えようというのではなく、工程の見直し、相互のコミュニケーションの改善といった地味な改善策の積み重ねです。
おそらく、皆さんがその場にいても、「その話のいったい何が面白いの?」と思うことでしょう。
ところが、その地味でテクニカルな話を、私たちは“面白い”と感じてしまう。
真面目な会議の最中に、ふと客観的になる瞬間があって、「もしかして、みんな印刷オタク……?」という言葉が頭をよぎり、笑いそうになってしまいました。
オタクなんていうと、ちょっと聞こえが悪いようですが、それくらい仕事に興味
を持って、熱心に勉強しているということ。つまり、良い意味でマニアックとい
う喩えです。

会議終了後、製版設備や印刷工場を見学させてもらいました。
工藤さんは初めて見る設備があれば説明を聞いてメモを取り、私は極めて専門的でピンポイントな、ある薬品の種類と、その効果の違いの説明にわくわくして聞き入り、Fさんはと言えば製版担当者と校正の細部について意見を交わしている。
やっぱオタクかも……。
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by fukei-kaoru | 2007-10-19 22:32 | お知らせ

悲しい結末

このところ、忙しくて、お疲れ気味だったので、自転車通勤とはしばらくご無沙汰。
すっかり、身体もなまっていたのですが、今朝は久しぶりに自転車にまたがりました。

異変に気が付いたのは、走り出してすぐのこと。
自転車から、身体に伝わってくる感触が何かヘンなのです。
妙に軟らかいというか、フニャッとした感じというか……。
「久しぶりだからかな……」と一抹の不安を感じながらも、ペダルを踏み続けていると、スタートして3〜4キロ地点で、突然、下の方からバキッ!という大きな異音が。
と同時に、明らかに何かがおかしいとわかる感覚が自転車から伝わってきました。
安全なところまで、辛うじて移動し、降りて様子を見ると、
「なんじゃコリャ〜!!!!!!!!!!!!!!!」

おそらく、誰もがその有様を見ると、「自転車って、こういう壊れ方する、フツー?」
と思うことでしょう。
なんと、フレームが破断していたのです。フレームですよ。
それも曲がったとか、亀裂が入ったとかじゃなくて、断裂してしまったのです。
どうせ、言われることはわかっているのですが、それにしたってねぇ……。

出会いのときは幸せでしたが、その後、不幸な出来事が続き、“巡り合わせの悪さ”のようなものを感じていました。
“コイツとはうまくいかないんじゃないか……”
しかし、それなりに楽しくもあり、いい思い出もたくさん作ってきたのです。
なのに、こんな結末が待っているなんて……。
悲しいけど、妙に納得していたりして。

*前回の「ミッドナイトブルー」に少し加筆しましたので、読んでくださいね。
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by fukei-kaoru | 2007-10-16 22:54 | 仕事

ミッドナイトブルー&シャトアイヤン(改訂新版)

今年から年間予約購読(定期購読)をお申し込みいただいた皆様に差し上げている「『風景写真』×Foxfireオリジナルバンダナ」が、ニューデザインになりました。
2008年モデルは星座がモチーフ。ミッドナイトブルーをベースに満点の星空が広がります。ちなみに、ミッドナイトブルーとは、今私が勝手に名付けた色の名前です。

e0041948_10251189.jpg


かっちょいいでしょ?
2008年1-2月号から新規・継続で定期購読をお申し込みいただきますと、もれなく差し上げます。

e0041948_23301592.jpg


ステッカーも新色になりました。
その名もシャトアイヤン(Chatoyant)。
DICのcolor guideの説明によると
「猫の目の光から出た言葉で、色の変化や違ったひらめきをもつもの、ピカピカしたり、反映したりすることもいう。例えば高級な宝石や玉虫色に光る布地のことをいう」
と、よく意味がわかりませんが、とにかく高級っぽい感じでしょ?
一見するとシルバー、しかし、見る角度によっては赤みを帯びたり、青味を帯びたりと、残念ながらモニターではこの色のニュアンスを伝えることはできません。

定期購読をご利用いただきますと、原則的には発売日までにお届けします。ただ、実際には、配達事情を考慮して発送していますので、1〜3日程度早く着くことが多いようです。
ぜひ、ご利用ください。
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by fukei-kaoru | 2007-10-12 13:10 | 仕事

校了目前

『風景写真』の校了が目前。
相変わらず深夜まで働いていますが、残るページが少なくなったせいか、気持ちには少し余裕があります。

そんなわけで、夕方編集部を訪ねてきたプロ写真作家のAさん(仮名)と食事に出ることにしました。

とは言え、やっぱりこの時期は慌ただしい。
校正が出たと連絡が入っては編集部に戻る、を何度か繰り返し、Aさんは落ち着いて食事ができなかったと思います。
スミマセンでした <(_ _)>
それにしても、このお店の「牛スジの煮込み」は美味しかった〜。

Aさん、このブログを読んでくださっているそうで、「シャープに撮るということ」についての話になりました。
Aさんのシャープに対するこだわりも相当なもの。
今夜聞いたお話のいくつかは、今度また“シャープ特集”をやるときのネタになりそうです。

クライマックス〜!!!!!!!!!!!!!!! の続きは、また今度。
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by fukei-kaoru | 2007-10-10 20:23 | 仕事

クライマックス〜!!!!!!!!!!!!!!!

日本のプロ野球はクライマックスシリーズに入っているようですね。メジャーリーグのプレーオフには日本人選手が多数出場し、日米ともに野球がまさにクライマックスを迎えています。

クライマックスと言えば、風景写真11/12月号の巻頭口絵のタイトルは「冬の足音・晩秋クライマックス」(なんか無理矢理な持ってき方だなぁ〜)。

9/10月号の予告をご覧になって「?」思った方もいるかも知れませんね。
クライマックスとは「絶頂 :*:・( ̄∀ ̄)・:*: 」という意味。
「だったら秋のクライマックスは晩秋ではなく、紅葉盛りじゃないの?」
「晩秋の中でのクライマックスという意味?」
いいえ、そうではありません。

これは、ズバリそのまま
「晩秋こそ、秋という季節の絶頂期である!」
という意味です。
「タイトルだから、多少オーバーに表現してるんでしょ?」
いいえ、大まじめです!

もちろん、何を“絶頂”と捉えるかは、写真作家、あるいはその時々の出合にもよると思います。
しかし、単純に季節としての写真的な魅力を考えると、紅葉の盛りよりも、晩秋から初冬に向かう時期の方がずっとフォトジェニック!と考えているプロ写真作家が案外多いということは事実です。

「えっ?どうして」と思った皆さん!
この項、続く!(かも……)
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by fukei-kaoru | 2007-10-08 12:48 | 仕事

シャープに撮るということ(その2)

今日、ようやく次号の特集の入稿を終えました。
ホッ……。

次号の特集は、先日このブログで書いた“シャープ”がテーマ。
その名も「徹底研究・風景写真のシャープを極める!」です。
まさに極めておりますよ。極めましたとも!

皆さんは「被写界深度」って、どうやって決まっているか知ってます?
(私もこの特集を担当して、詳しくは初めて知りました)
あるいはメーカーがレンズ設計で設定している被写界深度と、
風景写真で要求される被写界深度は、異なる場合があるなんてどうですか?

ピントが合っている。ブレずにシャープに撮るって、
写真の初歩も初歩。はじめの一歩って思われがちですが、
とんでもない!
私は今回の特集の構成を通じて、シャープに撮ること、
それも風景写真でシャープに撮るということは、
とても高度な技法なのだと痛感しましたよ。

「シャープとは何か?」を解き明かす目からウロコの徹底解説から、
超実戦的ブレ防止レッスン、
さらにフォトレタッチによりネムい写真をどこまで回復できる、まで、
読めばたちまちあなたも“シャープ博士”

『風景写真』11-12月号は10月20日(土)発売!
Don't miss it!

……なんか、文章のテンションが変みたい。
一山越えてハイになってる?
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by fukei-kaoru | 2007-10-04 23:56 | 仕事


『風景写真』11-12月号発売中です


by fukei-kaoru

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