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「前田真三の写真術」展

e0041948_12245882.jpg昨日29日は、八王子の「夕やけ小やけふれあいの里」内にある前田真三ギャラリーに取材に出かけてきました。
「夕やけ小やけふれあいの里」がある八王子市恩方は前田真三さん生誕の地。その縁で、2001年より施設内に常設ギャラリーが設けられています。

今回取材に訪れたのは、『風景写真』に昨年一年間連載された「前田真三の写真術」を元に構成された企画展が4月1日(土)から開催されるためです。

連載「前田真三の写真術」は、不世出の風景写真家・前田真三さんの表現が確立する過程を時代を追って検証したもので、長男で写真家の前田晃さんが執筆を担当しています。
モノクロ2ページながらとても人気の高いページで、ページの拡大や連載延長を望む声も多かったのですが、内容的に拡大・延長が難しく、惜しまれつつ6回で終了しました。

e0041948_12255429.jpg今回の展示は連載と同じ「習作の時代」「初期写真集の頃」「『出合いの瞬間』あれこれ」「『丘の風景』あれこれ」「地域とテーマ」「しゃれた写真」の6つのパートにもう1パートを加えて構成され、それぞれの時代、表現を象徴する写真が展示(全94点)されています。
写真家・前田真三の表現の変遷と成り立ちに、今までにない切り口から迫っており、前田真三ファンはもちろん、全ての風景写真ファンに興味深い内容になっています。

「夕やけ小やけふれあいの里」はギャラリーだけではなく、うさぎやポニーなどの動物とふれ合えるミニ動物園もあり、お子様連れでも楽しめそうです。
沿線の陣馬街道には桜や梅の花が咲いていて、丁度今が良い季節。気持ちのいいドライブが楽しめます。この週末の予定に検討してみてはいかがでしょう。

ところで、八王子インター方面から陣馬街道に入り、「夕やけ小やけふれあいの里」に至る途中に川原宿という交差点があります。
そこを通過して、右手を見ていると、黒い板塀に囲われた古い民家(明治時代の建築だそうです)があります。
玄関にさり気なく前田真三さんのポスターが貼られているその家が、前田真三さんの生家です。お出かけになる方は注目してみてください。
(今も住んでいる人がいる民家ですので、くれぐれも迷惑にならないようにしてください)

●「前田真三の写真術」展
八王子市 夕やけ小やけふれあいの里
前田真三常設ギャラリー

2006年4月1日(土)〜7月27日(木)
午前9時〜午後4時30分

入場料:大人200円 子供100円(4歳未満無料)

八王子市上恩方町2030番地
TEL042-652-3072

・中央道八王子ICから国道16号、20号を経て、追分交差点から陣馬街道を約30分
・八王子駅北口・京王八王子駅から多摩バス陣馬高原行きで約50分「夕焼小焼」下車
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by fukei-kaoru | 2006-03-30 12:34 | 人・写真家

出張帰り

昨日今日と、私は取材のため長野県某所に出張でした。
今は取材を終えて、帰りの新幹線の車中です。本当はもう少し早く帰れるはずだったのですが、思わぬ雪に足止めを食い遅くなってしまいました。

ただ、そのおかげでWBC準決勝:日本-韓国戦をゆっくり観戦できたのはラッキーでした。日本快勝!! スカッとしましたネ\(^O^)/

出張は嫌いな方ではありません。一応、仕事という名目で旅行ができるのですから…。一応じゃないですね。もちろんちゃんと仕事してます。
でも、今はちょっとお疲れ気味。というのは、帰りの新幹線が混んでいて席が取れず、今デッキで満員電車状態の中にいるからです…。東京まであと小一時間。眠いッス。

どうして長野に行ったのかは、5-6月号が発売されたら、探ってみてください。
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by fukei-kaoru | 2006-03-19 18:01 | 仕事

『風景写真』のアイディア収納術

2月12日にこのブログで「『風景写真』のページ数や製本方式は、本棚にしまったときに、しっかりと立てられるよう決めらています」と書きました。
とは言え、ハードカバーではありませんので、ある程度冊数が増えると、どうしても間にブックエンドなどを咬ませないとしまいづらくなります。
しかし、私はこのブックエンドというものがあまり好きではありません。と言うのは、出し入れするときに本の角を引っかけて傷めることが多く、またよくある鉄板を折り曲げたタイプものは強度が不足気味で、きれいに本が立たないからです。
と言うわけで、創刊号からの『風景写真』を並べた編集部の本棚でも、あまりきれいに並べられておらず、無理矢理本を抜き差しするものですから、本もかなり傷んでしまいました。

e0041948_13382464.jpgところが、最近スタッフがとても良いものを見つけてくれて、その悩みが一気に解決してしまいました。
それが写真の品で、いわゆるブックエンドではなく、事務用のファイルを整理するためのボックスファイルと呼ばれる用品です。
これを本棚の間仕切りとして利用したところがアイディア賞もので、ごらんのように『風景写真』をきれーに並べることができたのです。
収納量が少し減るという難点はあるものの、見た目の美しさと出し入れのしやすさに比べればメリットの方が大きいと思います。

e0041948_13375591.jpg編集部で使っているのはLIHIT LAB.というところが出している「ホルダースタンド」という製品。厚手のプラスチックで強度もしっかりしており、余計な突起や穴がないので、本をひっかけて傷めることも少なくなりました。
この手の製品は他にもオフィス用品として複数のメーカーが扱っているようですから、興味のある方はご自宅の本棚に合うものを探してみてはいかがでしょう。
そんなわけで、今までは本を押し寄せ、掻き分けしていたのがウソのように、スイスイ出し入れができ、少し作業が効率化できました。有能なスタッフ達に感謝です。
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by fukei-kaoru | 2006-03-17 13:47 | 仕事

大事なのは“場所”?

3月1日の投稿に、昔からお馴染みの読者の方から、とても良いコメントをいただいたのですが、なぜか、非公開にされています。
なので、お返事をするのがむずかしいのですが、ご意見には同感です。

たまたま昨日、二人の写真家の方と飲んでいて、アマチュア写真家の皆さんの中には、“場所”にとらわれすぎている方が多いのではないか、という話になりました。

例えば『風景写真』で気に入った作品が載っていた場所にでかける、
撮影ガイドブックに載っていたポイントに出かける。
本に載っていたのと同じ時期、時間に、同じポジションから、同じ様なフレーミングで狙う。そうすれば、後は条件にさえ恵まれれば良い写真が撮れる・・・と。

もちろん、経験の少ないうちは、お手本に倣って撮ることは、上達するための良い勉強になるということは間違いありません。
しかし、どこかでお手本に倣うのをやめて、自分の感覚で風景を見つける、捉えるということにステップアップしなくては、本当の意味で写真表現をしているとは言えないと思います。

ところが、ある程度撮影に慣れた後も、“場所”にこだわる人が多いために、限られたポジションを争ったり、ポジション争いを離れて、前へ前へと出て、入ってはいけない場所に入ったり・・・ということが起こります。

非公開のコメントをくださった方は、某プロ写真家の薫陶を受けているのでよくご存知だと思いますが、プロ写真家は自分の撮影では、アマチュア写真家が多く集まるポイントにほとんど関心がありません。非常に有名な撮影ポイントで、何十人も三脚を立ててレンズを一つの方向に向けている場面に居合わせたとしても、全く別の方向を狙っていたりします。
かと思えば、シャッターチャンスと言われている時間が過ぎ、潮が引くように人がいなくなってから、撮っていることもあります。

なぜでしょうか?
答えは簡単です。そこでの風景は撮り尽くされていると知っているからです。
そして、それ以上に、自分の心、感性で見つけた風景を撮ることを大事にしているからです。
そこに前田真三が言う風景写真の極意「出合い」であり、「一期一会」「感じて撮る」など、多くのプロ写真家がそれぞれの言葉で表している風景写真の真髄があります。

『風景写真』のコンテストで審査を担当している写真家達も、誰一人“場所”を評価してはいません。有名であれ、無名であれ、どんな場所を撮っていても、そこでの作者の見方、感じ方を評価しているのです。

少しでも多くの方が、「場所探し」からステップアップして、自分の目と心で、自分だけの風景を見つけられるようになること、
そして風景写真を通じて、豊かさを感じられるようになることが私たち『風景写真』の願いです。
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by fukei-kaoru | 2006-03-10 23:09 | 仕事

大丈夫ですか?

前回、「最高です!」と熱いコメントを寄せてくださったnasu-66さんが、
事故で車を全損してしまったそうなのですが大丈夫でしょうか? 
ご無事とは書かれていますが、しばらくブログも休まれるとのこと。
事故を起こすと、身体のダメージはもちろん、精神的に落ち込みますよね。
まだ、約束の「詳しい感想」をいただいておりませんので、
早く元気になってコメントしてください。

今年は桜の開花が平年並みから、やや早めとの予想が出ています。
名木を追って、南へ北へ、車を走らせる方も多いことでしょう。
年に一度、楽しみに待っていた桜との出合いが、台無しにならないよう、
運転には十分気を付けてください。

『風景写真』3-4月号が発売されて間もなく10日目となりますが、
お陰様で大変好評をいただいています。
nasu-66さん同様に熱気を帯びた感想が多いと感じるのが
今回のご意見の特徴かもしれません。
もっともっと熱い感想を聞かせてくださると嬉しいです。
お待ちしております。
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by fukei-kaoru | 2006-03-01 22:23 | 仕事


『風景写真』11-12月号発売中です


by fukei-kaoru

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