なめんなよ!

ご無沙汰しております<(_ _)>
最近、ちょっとこのブログを更新し続ける気力が萎えています。
と言っても、深刻な理由があるわけではなく、単純に忙しいのと、
ネタがないというだけです。
しかし、ブログを更新せずにいることが皆様に申し訳なく感じて、ストレスになってきているのも事実。
やめるつもりはないのですが、しばらくは自分のペースで無理なく続けていきたいと思っておりますので、どうか気長にお付き合いください。

話は変わりますが、最近、風景写真作家の前田 晃さんから、
こんなお話しをうかがいました。
「父、前田真三は、ハッセルブラッドを使いこなすには、少なくとも1,000本は撮り込む必要があるとよく言っていました」
これは、ハッセルというカメラが難しいという意味も多少は含まれていると思いますが、
“風景写真に必要な技能を身に付けるには”それくらい経験を積まなくてはならない、ということを語っているのだと思います。

1,000本と言えば120フィルムで12枚撮れるとして12,000カット!
1日2本、休まず撮り続けたとしても1年5ヶ月近くかかる計算になります。
もちろん、一応、作品としてフレーミングを決めてシャッターを切ったもの、という意味ですから、段階露光とか、意図があやふやなまま撮ったバリエーションカットは、カウントに含めないと考えた方がいいでしょう。
かの前田真三でさえ、これほどまでに時間をかけて、風景写真の技能を鍛える努力をしていたとは、少々驚きでした。

風景写真は間口がとても広くて、誰にでも楽しむことができますし、その気になればどこまでも奥深く追求していくこともできます。
スポーツと違って、比較的高齢から初めても、才能が花開くことがありますし、女性も男性もまったく対等に活躍できます。
そういう意味では、やる気がある人には誰にでも門が開いている分野と言えるでしょう。

かと言って、それは誰にでも容易く表現の高みに辿り着けるという意味ではありません。
まして、プロを目指すとなると、他の分野と同じく、努力と才能と運を総動員しても、なお険しい道が待ち受けているのです。

なんだか最近、プロ風景写真作家になることをすごく甘く考えている人の話を聞くことが度々あって、正直言いたい。
「なめんなよ!」

一つの道を追求していくことの厳しさを甘く見ているということは、結局、その道に対する愛情や敬意が足りないということです。
それは、楽観的であるとか、プラス思考というのとは、ちょっと意味が違うと思うのですが。
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by fukei-kaoru | 2008-11-13 21:56 | 風景写真


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