銀塩の工房

e0041948_22340100.jpg朝、編集部の近くで見つけたキXxーちゃんの雪だるま。なかなかの力作です。


雪に弱い東京では、わずかな積雪でも大変です。
私の通勤ルートには、積雪があると自宅側と編集部側の両方に難所があり、ちょっと大げさかもしれませんが、半ば命がけの通勤となります。
どちらも長く急な坂で雪が降ると踏み締められて朝にはツルツルの長大な滑り台になるのです。
迂回路もない(もしくは、やっぱり坂道)のでどうしようもありません。
今日はいつもより30分早く出て、いつもと同じ時間にどうにか転ぶことなく編集部にたどり着きました。

さて、またもや新連載の話。
私、誌面企画のタイトルを考えるのが結構好きで、連載企画の大半のタイトルは私がひねり出しています。
例えば、前に触れた「『俳景』通信」「それが問題だ!」なども私がつけたものです。
うまいかどうかは別にして、考えるのが好きなので苦にはなりません。
なのでタイトルについては、よくスタッフから丸投げ……じゃなくて、相談されています。

ところで編集長って、
「明日までに5本企画作って来い!」と無茶を言ったりとか(空想)、
夜中の12時に「なんだこの企画は!明日の朝までにやり直してもって来い!」とダメを出したりとか(妄想)、
翌朝、徹夜してボロボロになって企画をもってきた部下に「よく頑張ったな。やればできるじゃないか」と、一転優しさを装い懐柔したりとか、そういう仕事をする人のはずですよね!(暴走)
だって、テレビドラマでやってましたから。

でも、何をどう間違えたか、うちの編集部では、編集長である私が考えた企画にスタッフがダメを出すことが多々あります。
っていうか、しょっちゅうあります。
編集会議で、編集部で一番若いR君に、眉間にしわを寄せながら「う〜ん、僕はその企画わかりませんね」と一蹴されたことなど一度や二度ではありません。
そのうちR君に「よく頑張りましたね。やればできるじゃありませんか」と慰められる日もそう遠くはないでしょう。
(*一応、スタッフの名誉のために付け加えると、そういう率直な意見交換ができるところが、ウチの編集部の強みなのです)

閑話休題。今年度の新連載で私がタイトルを考えた中で、割と気に入っているものの一つが「銀塩の工房(アトリエ)・道具が語る創作の深淵」というものです。
タイトルの通り、フィルム写真表現に思い入れを持つ写真作家を事務所に訪ね、撮影の道具への愛着や思い出を語っていただく企画です。
しかし、実は道具への思い入れの中に、その作家の創作の深い部分が見え隠れするのです。

それを懐古趣味だとか、アナクロニズムと嗤うことは簡単ですが、私はそこにフィルムとデジタルの垣根を越えて写真表現にとって忘れてはいけない大事なことが含まれていると思うのです。
デジタルカメラを愛用している人にも、ぜひ読んでいただきたいページです。

ところで、この「銀塩の工房」というタイトルですが、うっすらと二重に意味を持たせているところが気に入っているところでもあるのですが、それが何かは言わないでおきましょう。



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by fukei-kaoru | 2008-02-04 23:51 | 仕事


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