誌上の真剣勝負

ただ今発売中の『風景写真』1-2月号では、7本もの新連載がスタートしています。私が言うのもどうかとは思いますが、いずれも本誌らしくオリジナリティーがあり、見応え、読み応えのある連載陣です。
その中でも、オリジナリティーという面で際だっているのが、板見浩史さんと野呂希一さんによるコラボ企画「俳景通信」です。

この企画、単純に写真に合う俳句、俳句に合う写真を選ぶだけの企画だと思ったら大間違いです。
お二人の書簡を読んでいただくと、穏やかで丁寧な文体の中に、張り詰めた緊張感が潜んでいるのに気づかれることでしょう。

実はこの企画、二人が顔を合わせての打ち合わせ、作品選考などは一切ありません。誌面に表れているとおり、東京の板見さんと、北海道の野呂さんの間でやりとりされている書簡を誌面掲載しています。
つまり、誌面上で行われる俳句と風景写真の即興ライブなのです。

写真には四角いフレーム、俳句には五・七・五という制約があります。その制約の中でつかみ取ることができる空間や時間、あるいは物語の質には、通じるものがあるような気がします。
その表現は、共に寡黙でありながら饒舌なのです。

互いに互いの作品の表面をなぞるのではなく、作品に込められた深い思いを読み取り、句として、写真としてイメージを再構築する。お二人の交わす書簡には、その思考の課程が綴られています。
みなさんは、ここまで写真を“読もう”としていますか? あるいは、ここまで写真に“込めよう”としているでしょうか?

ぜひ、皆さんに読んでいただきたいページの一つです。


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by fukei-kaoru | 2008-01-30 16:30 | 仕事


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