アートプリント/米 美知子さん

『風景写真』では、誌面に掲載された作品や、皆さんのご自慢の作品を質の高いプリントに仕上げ、額装してお届けするサービスを行っています。これが結構好評で、フォトコンテストに入選された方が記念にと注文されたり、プレゼント用にご自分の作品を額装に仕上げたり、といった用途でご注文をいただいております。
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写真はご注文いただいたプリントを額装する前に最終チェックしているところです。作品は『風景写真』9-10月号のフォトコンテスト・リバーサル部門で最優秀作品賞を獲得した町田 満さんの「煙る滝谷」。非常に難しいプリントで、キャビネ判によるテストプリントを経て、ご覧のように本番用プリントを二枚仕上げた中から最終版を選ぶことにしました。結構、手間暇かけて作っています。
見開きで掲載された誌上でも迫力たっぷりの作品でしたが、全紙に伸ばしたプリントではさらに北穂高山頂の厳しい冬の様子が、圧倒的臨場感となってひしひしと伝わってきます。
この迫力は、11月16日(木)〜22日(水)の間、アイデムフォトギャラリー「シリウス」で開催される「風景写真Award2006」でもご覧になれますので、ぜひ会場にお越しください。

さて、『風景写真』11-12月号の予告第二弾は、米 美知子さんの巻頭口絵「光響曲〜晴れた日に永遠が聴こえる」です。
米さんは、皆さんもご存じの通り、第12回前田真三賞を女性として初めて受賞。続いて写真集「青い森話〜八甲田・奥入瀬・十和田〜」(同名の個展も開催)でも高い評価を受け、その後、雑誌、カレンダー、写真講師などで大活躍。もし、風景写真の世界にルーキー・オブ・ザ・イヤーがあったなら、ほぼ間違いなく受賞したであろう注目の写真家です。
今回の口絵「光響曲〜晴れた日に永遠が聴こえる」は、風景を彩る光に着目した作品を編集部でセレクトしてみました。さらにそれらの作品を自然が奏でる“音”を軸にして構成しています。
少し、余談になりますが、高校時代の英語の先生が、“music”を“音楽”と訳すのは間違いで、“楽音”が正しいと言っていました。つまり、musicは、メロディー、リズム、ハーモニーで奏でる音楽という意味だけではなく、耳に心地よい音すべてを総称する言葉だということなのだと思います。
今回の「光響曲」は、音楽をイメージさせる言葉をタイトルとしていますが、米さん本人もエッセイで述べているように、特定の音楽をイメージしたものではなく、自然から感じる心地よい響き、リズム感、調和のとれた様子などを表現したものです。それはまさに自然から聞こえる(感じる)“楽音”と言っていいでしょう。
なお、今回の口絵は、もうすぐ刊行される米さんの二冊目の写真集「光の音色」(写真展も開催)のイメージを参考にしながらも、全く異なる構成になっています。写真集・写真展を楽しみにしている米さんファンの方にも、「光の音色」のサイドストーリーとしてお楽しみいただけると思いますのでお見逃しなく。
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by fukei-kaoru | 2006-10-11 21:39 | 仕事


『風景写真』11-12月号発売中です


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