風景写真11-12月号校了です!

何かと苦労の多かった『風景写真』11ー12月号がなんとか無事に校了。
今日は編集期間中に忙しくて後回しになっていた仕事を片付けるために出勤しています。
ちなみに、このブログの更新も後回しになっていた仕事の一つです。
スイマセン…。

これから発売日までは11ー12月号の内容を少しずつご紹介していきたと思います。まず、初めは巻頭口絵、前田 晃さんの「萬花万葉」から。

「萬花万葉」は、いつもの口絵とは趣向を変えて、前田さんの事務所・丹溪が制作する2007年度カレンダーの作品を紹介しています。
丹溪制作のカレンダーは、前田さんの父・前田真三さんの頃から12枚組の“作品集”として作られています。言い換えると、カレンダーを一年を通して見る写真集、あるいは写真展ととらえて作っているのです。そのため1月から12月までをそのままの流れで掲載しても、口絵としてまったく違和感のない……どころか「萬花万葉」(さまざまな花、さまざまな木の葉)の姿を借りて日本の四季の移ろいが繊細に描かれた素晴らしい口絵になっています。

余談になりますが、カレンダー「萬花万葉」は前田真三さんの頃から数えて40作目(つまり40年目!)にあたるということで、その歴史を振り返る写真展「巡る暦」が12月22日から東京・四谷のポートレートギャラリーで開催されます。
さらに余談ですが、前田晃さんは、長年、前田真三さんの写真集や写真展の企画・構成にプロデューサー的な立場で携わっており、その手腕も超一流。「巡る暦」で親子40年にわたるカレンダー制作の歴史がどのように展示されるのか、私も楽しみにしています。

本題にもどります。
目の肥えた本誌読者なら「萬花万葉」の最初のページから目を見張ることになると思います。それは自然界の何気ない一隅の表情。決して派手な場面ではありません。しかし、そのため息のでるような繊細な美しさ……。
この場面を見つけられること、そして写真に撮れることのすごさに気がついた方なら、ページをめくるごとに感動があるはずです。
光による演出に頼らず、また自然が本来持っている美しさを誇張せず、それでいて端正に切り取った画面からは、まるで草花の香りが匂い立つよう。ページをめくり終えるころには、「萬花万葉」に注ぐ作者の視線の優しさ、繊細さに魅了されることでしょう。

編集する側の立場から言えば、とても皆さんの反応が楽しみな口絵でもあります。ぜひ、感想などコメントに入れていただけるとうれしいですね。
『風景写真』11-12月号の発売は10月20日(金)です。お楽しみに!
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by fukei-kaoru | 2006-10-08 13:59 | 仕事


『風景写真』11-12月号発売中です


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