ライブビュー機能を使って思ったこと(その2)

e0041948_9282286.jpg【もうすぐ発売!】
[隔月刊]風景写真2009年7-8月号

2009年6月20日(土)発売
定価:1,980円(税込)
雑誌コード:07893-07


[特集1]米 美知子+EOS 5D MarkII
     「光と水が織りなす情景」
[特集2]やっぱりペンタックス645/67でないとだめなんだ!
     作品と証言で解く名機の理由
     丹地敏明/辰野 清/今森光彦/野呂希一
     竹内敏信/鈴木一雄

[技法特集]風景写真のキレと奥行き感を極める!
[新連載]傑作風景の撮影地・詳細マップ付ガイド

[特別付録]米 美知子オリジナルプリント

【ご注文・お問い合わせ】
(株)風景写真出版
TEL 03-3815-3605
FAX 03-5689-8187
dokusha@fukei-shashin.co.jp
www.fukei-shashin.co.jp

*******************************************************************
前回、ライブビューを使用して撮影した体験について書きましたが、ちょっと補足を。

ライブビューは確かに優れた機能ですが、それがあることによって、ライブビューなしのデジタル一眼レフやフィルムカメラより精度の高い写真を撮れるかというと、決してそんなことはありません。
例えば、最高にピントが来ている状態を100とすれば、それが120になるということではないのです。
では何が違うのかと言うと、100の状態まで持っていくのに必要なスキルのハードルがぐんと低くなったということ。
例えば、風景写真を始めたばかりの初心者でも、ライブビューの操作を理解し、三脚の選択と使い方さえ誤らなければ、上級者並みにキリッとピントが合った写真を容易く撮ることができてしまうのです。

e0041948_18201377.jpge0041948_18202949.jpgライブビューにより、微妙な風による葉の動きもモニター上で確認しながらシャッターが切れます。




これってすごいことだと思いませんか。
露出だって、RAWで撮ることでリバーサルほどシビアな問題ではなくなり、ピントもクリアできるとなると、技術的な面での写真のハードルはかなり低くなると思います。
それによって、メカ音痴でもセンスのいい人ならあっという間に伸びてくるということが起こりやすくなるかもしれません。
どちらかと言えば男性に比べてメカが苦手な女性から有望な作家が多く登場してくることも考えられます。若い写真家の躍進も期待できそうです。
ちょっと話が大きくなりましたが、私はライブビューという機能には、それくらいのインパクトを感じたのです。

反面、こういう時代の変化に対応できる風景写真の指導者がどれくらいいるのか、ということも少々不安です。
以前にピントと露出のことしか言わない写真教室を見たことがあるのですが、そういう指導は多分これからニーズが減っていくのではないでしょうか。
そうなると、フレーミング、表現ということについて、型にはめずにきちんと教えられる人が求められることになると思うのですが、はたしてそんな人がどれくらいいるものか……。

それはともかく、ライブビューを使ってみて感じたことがもう一つ。
それは、これだけシビアにピントを合わせられるとなると、レンズの能力、個性も問われるのではないか、ということ。
もしかすると、ここぞという場面のために、キレにいい単焦点レンズを持ちたいという人が増えるかも、と予想しているのですが、さて、どうなることでしょう。
[PR]
by fukei-kaoru | 2009-06-24 18:31 | 風景写真


『風景写真』11-12月号発売中です


by fukei-kaoru

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

おすすめリンク

以前の記事

2012年 02月
2012年 01月
2011年 11月
more...

検索

フォロー中のブログ

風景写真出版からのおしらせ

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧