名無しでは動けませんよ!

今日、差出人の名前が書かれていない一通の手紙が編集部に届きました。
ある人物を名指しして、撮影マナーのひどさ、モラルの欠如を訴えるもので、このブログの前回の記事にも少し関連した内容なので、もしかしたら、このブログを読んでいる人かもしれません。
書かれている行為は、事実だとしたら許し難いものです。
ただし、事実だとしたら、です。
別に手紙の内容を疑っているわけではありません。
それ以前に、名無しの手紙では何も確認することができないのです。
名乗らない人物から、他者を名指しで批判する手紙が来たからと言って、私たちに何ができるでしょうか。

信念があって他者を批判するのなら、自分も名前を明かすべきだと思います。
私たちは、批判の主の不利になるようなことはしません。
しかし、それ以前に、批判の相手が自分の周辺にいる人なら、まずは自分たちで、そのような行いを改めるように、説得すべきではないでしょうか。
その人の行いは「みんな知っている」そうですが、その「みんな」は、ひどい行いを黙認しているのでしょうか?
仮にそうなら、それってどうなんでしょう?
少なくとも周辺の心ある人たちが、具体的な行動を起こし、ちゃんと声を出している兆候もないのに、確認が取れない情報で私たちが個人を責めるようなことはできません。

ただ、私も悩ましく、悔しいのは、マナーやモラルに反する行いは写真には写らないということです。
邪魔だと思う木を伐る。自分が撮った後、人が撮れないように被写体を壊す。足を踏み入れてはいけない場所を踏み荒らす……。
それらはすべてフレーム外の出来事です。
どうすれば、そのようなさもしい行いが止むのか、みんなで考えなければならない問題であるとは思います。
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by fukei-kaoru | 2009-06-01 22:20 | 風景写真


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