カメラのナニワ・心斎橋本店

先週、仙台に行った後、実は東京をスルーして京都、大阪と回ってきました。
一応、お仕事で行ったのですが、半分プライベートのようなものです。(*関西出身なのもので)
仙台〜京都は乗り継ぎも含めると5時間近い道のり。
退屈なので、旅の友に仙台で一冊本を買って新幹線に乗り込みました。
買ったのは、前から読んでみたいと思っていた湊かなえさんの小説「告白」です。
この一冊で数日もたせようと思っていたのですが、あまりに面白くて、京都に着く前に読み切ってしまいました。

物語は、終業式をむかえた中学校の、ありふれた光景から始まります。
女性教師が教室で生徒に話をしているという、本当にありふれた場面で、内容も学校行事に関するもの。
あまりにもありふれていて、最初の2ページくらいはちょっと退屈な感じがしたくらいです。

ところが、女性教師が教職を辞めることを「告白」したところから、少しずつ教室の雰囲気が変色していきます。

なぜ、自分は教師を辞めることにしたのか。
なぜ、自分はシングルマザーなのか。
なぜ、自分の最愛の一人娘が学校で事故死することになったのか。
そしてなぜ、自分は、娘の死が事故ではなく、教室の中にいる生徒の誰かに殺されたことを知ったのか。
この女性教師の告白から始まり、各章ごとに別の人物の視点で同じ事件が語られ、その全容が浮かび上がっていきます。
そして、最後には……。

「衝撃のクライマックス」と謳っている小説や映画って、たいして衝撃的でもなかったりすることが多いのですが、この小説は結構ガツンときました。
しかも、その衝撃が二回あるのです。
面白かったです。

本と言えば、出張中に遊びにいった「カメラのナニワ・心斎橋本店」の書籍コーナーの充実ぶりはなかなかのものでした。
写真集はもちろん、ハウツーやガイド、フォトエッセイなど、幅広い写真関連書籍を扱っています。
『風景写真』や風景写真BOOKSも扱っていただいており、誌上では「完売御礼」となっている、林幸恵さんの「夢色の世界」も、私がお邪魔したときには若干の在庫がありました。

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写真は「カメラのナニワ・心斎橋本店」の米谷昌浩さん。
大台ヶ原を愛し、写真集も出している風景写真家で、プロ風景写真家の信頼も厚い、心斎橋本店の名物店員さんです。
風景写真のことなら、カメラ、アクセサリー選びから、テクニックや撮影地のことなども相談にのってくださるので、訪ねてみてください。


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by fukei-kaoru | 2009-04-22 15:59 | プライベート


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